イシス学院とは
イシス神殿
トップページに掲げたこの図は、エジュプト、ナイル川のフィラーエ島にあるイシス神殿を現わしています。巡礼者が導師により、女神イシスの変容である黒いマリアに導かれているところです。古代の神殿は現代の大学、研究所、博物館、病院に当たるだけではなく、何よりもまず密儀を伝授する聖域でした。
イシス学院は、どんなに小規模であれ、イシス神殿と同じ目的をもっています。それは古代から伝統として受け継がれた叡智をそのままの形で次の時代に引き渡すことです。
四大論
その伝統とは、古代密儀の中枢となっていた四大論です。現代に伝わるカバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーは活動分野は異なっていますが、どれも同じ四大論という原理に基づいています。
カバラーにおける4文字(YHVH)、タロットの4組、アストトロジーの4大(火地風水)、アロマテラピーの4体液は、四大論の変容に他なりません。
数の力
イシス学院の創立者、大沼忠弘(哲学者)はプラトン哲学の研究途上で古代密儀の重要性に気づき、哲学の起源がエジプトのイシス=オシリス神話に遡ることから、エジプト研究に没頭しました。そこで発見したのが、エジプトでは神と数が同じ言葉(Neter)で現わされていることです。その意味を探求するうち、1・2・3・4の4つの数(テトラクテュス)が4大論の根源になっていることが分かりました。この4つの数が神の名で現わされると、1=オシリス、2=セト、3=イシス、4=ホルスとなります。エジプトでは数の学がそのまま神の学になるのです。
この4つの数が現代にまで伝承されたカバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーの中に、四大論として、そのまま生きています。イシス学院で教えるこの4つの学は、古代から受け継がれている精神的な世界遺産なのです
コース概要
イシス学院で開催しているコースの概要は「イシス学院で学ぶ」のページをご覧ください。
研究会
イシスでは初級コースを修了した受講生の研鑽の場として毎月1回の「研究会」と「研修会」を開いています。詳しくは「研究会・研修会」のページをご覧ください。
講師陣
大沼 忠弘
大沼 澄
イシス タロット 認定講師
イシス アロマテラピー 認定講師