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イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代密儀の伝統を学ぶ魂の学校です。



第504回 昔お世話になった先輩が愛犬を亡くし悲嘆に暮れている。

Q

大阪のタワーマンションに住む職場の元先輩の女性Aさんが、飼っていた犬を亡くし、悲嘆に暮れている。愛犬は脚に問題があり、動物病院に入院させていたのだが、同じ時期に、Aさん本人も体調が悪く入院することになってしまった。愛犬の容態がずっと気になっていたAさんは無事退院が決まると、すぐに愛犬の入院先に連絡を取った。ところが、愛犬はなんとその日に亡くなってしまったのである。そのことを知ったAさんはショックを受け、自分が何もできなかったことを悔やみ、泣いてばかりいる。Aさん自身も体調が悪く、入院しか方法がなかったのに、愛犬を亡くした悲しみの方がずっと大きく、心が打ち砕かれてしまったのである。Iさんは、Aさんのそんな状態を知り、自分も何かしてあげたいと思うが、自分の住む東京と大阪では距離があり、仕事も忙しいので、どうすればいいのかわからない。そんな思いから、タロットに聞いてみることにした。

                                                                                                                                                                                                                           N・Iさん 50代 東京

A

(1)現状
  現状
①現状には「月」が出た。Iさんには、月のカードに描かれた犬2匹は、まさにAさんが飼っている犬たちであるとすぐにわかった。空色の犬は、この度亡くなった犬で、痛みを抱えた重い体から解放されたのだと思った。

(2)経緯
  経緯   現状
②経緯に出たのは「斎宮」Rで、この人物はAさんをあらわしている。本人自身、体調が悪く、入院を要するほどだったのに、視線は「月」に描かれた愛犬に向けられている。心の中では、脚の問題で苦しむ入院中の愛犬のことが気になり、そばにいてあげたいのにできない無念さを感じていたことが、Iさんもわかる気がした。

(3)展望
   経緯    現状    展望
③展望は「太陽」である。絵柄の2人は、悲嘆に暮れるAさんと彼女を慰めるIさん本人に見えた。それぞれ大阪と東京に住み、距離はあるものの、お互い心の中では近い存在に感じている。Aさんをどのようにして慰めてあげるとよいのだろうか。これまでは言葉で慰めようとしてきたが、十分なことはできなかった。ふと、「月」と「太陽」にはしずくで親縁していることに気が付いたIさんは、しずくの形状から、「そうだ、エッセンシャルオイル!」と閃いた。悲しみで弱ってしまったAさんの心身を癒し、活力を取り戻すのに役立つと思えたのである。

(4)
   経緯    現状    展望
 
      (4)
④「斎宮」Rの対策カードは「節制」が出た。Iさんは、この人物が、Aさんのマンションで一緒に暮らす職場の元後輩の女性を示唆していることがすぐにわかった。後輩の女性は、その後看護師となり、激務でとても忙しいが、Iさんが事の次第を話せば、力になってくれる人である。

(5)
経緯 現状 展望
   
     (5)     (4)
⑤「節制」の注目カードは「星」である。この人物も、後輩の女性に見える。絵柄にぴったりの人柄で、Iさんは、彼女なら献身的に支え、Aさんの立ち直りに寄り添ってくれると思えた。また「節制」と「星」は壺で親縁しているので、Iさんから、エッセンシャルオイルの利用を提案すれば、きっと快く賛同してくれるに違いない。

(6)
経緯 現状 展望
   
     (6)      (5)      (4)
⑥「星」の注目カードは「力」である。少女が猛獣のライオンを手なずけている絵柄から、Aさんが、愛犬を失った悲しみや悔しさ、自責の念などを払拭し、もう一度、気持ちを強く持って立ち上がれるようにすることが大切だと言っているように感じた。

アドバイスカードは「星」。対策カードとして出たカードでもあるので、一層このカードのメッセージが重要であるとわかる。Iさんは、カードを展開するまで、何とか力になりたいと思いながら、心が動揺するばかりだったが、展開のおかげで、自分のすべきことが見えてきた。エッセンシャルオイルの利用を提案し、心身のケアに役立ててもらおうと心が決まった。

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