Q
H氏は、何が原因かはわからないが、ずっと気管支の調子に違和感があった。H氏の母親も同様だったので、一緒に医者に行って診てもらい、漢方薬の処方箋を出してもらうことになった。その後ずっと飲み続けているが、実は二人とも良い感触が得られずにいる。どうしようかと考えているうちに、H氏は、ふと思うことがあった。これまでは、どこか少しでも具合がよくないと、すぐに医者に行って処方をお願いしたり、薬局に駆け込んだりしてきた。でも、こうしたやり方をしていくと、具合のよくない箇所が増えるに従い、どんどん同じことを繰り返すことになるが、いいのだろうか。必要な時だけでなく、長年の習慣で安易にやりすぎていないかと思ったのである。もっと普段の生活の中で、見直さなければならない点もあるのではないかと思い、タロットに相談することにした。
A・H氏 50代 埼玉
A
(1)現状
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①現状に出たのは「月」Rである。H氏は、向き合う2匹の動物を見て、自分と母が描かれていると思った。母は、年齢に加え、昨年、体調を崩し入院したこともあって、一気に体力が衰え、いつも体のどこかが不調で、悶々としている。また、母は、漢方薬に対してあまりいい感情をもっていないので、その気持ちも影響しているのかもしれない。H氏は仕事が忙しく睡眠不足で、仕事上の人間関係に気を遣うことが多いので、いつも疲れ、心に余裕がない。夜遅く、母から心配事などを聞くようにしているが、聞くのが精一杯な状態でいる。「月」の逆向きは、暗く重苦しい雰囲気が漂うが、まさにその通りの現状だと思った。
(2)経緯
| 経緯 |
現状 |
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②経緯は「斎宮」Rで、H氏は、カードを見るなり、この人物は以前からお世話になっている女性の薬剤師さんであると、すぐにわかった。その薬剤師さんは、漢方薬にとても詳しく、研究熱心な方である。なので、漢方薬に関して何か疑問や不安な点を質問すれば、親身に相談に乗ってくれるのだろうが、漢方薬に対してあまりよい感情を持っていないH氏の母とはよき接点が持てず、処方箋通りのものを出すにとどまっている。仕方のないことだが、薬剤師さんは、内心残念に思っているかもしれない。
(3)展望
③展望の「女帝」Rを見たH氏は、この人物は母だと思った。視線は、「月」Rに向けられているので、今後も心は憂鬱で、体調もよくなく、何かにつけ後ろ向きになりそうだ。
(4)
④「月」Rの対策カードは「太陽」が出た。暗くざわつく雰囲気の「月」Rとは対照的で、明るく晴れやかで健康的である。H氏は、にっこり微笑む太陽から、「もう少し積極的に戸外に出て、お日様の光を浴びたり、体を動かしたりすることも大切ですよ」、との言葉を受け取った。とりわけ母は、普段から、家の中にじっとしていることが多いので、その通りだと思った。また、「月」Rと「太陽」は、滴(しずく)で親縁しているので、長年、使っているエッセンシャルオイルも、注目したほうがよさそうだ。せっかく高品質の製品を持っているのに、使い方がワンパターンになってしまっている。もっと自分たちの状況にぴったりの使い方を考えてみようと思った。
(5)
⑤「斎宮」Rの対策カードは「13」。鎌を持った存在が、「せっかく処方してもらった漢方薬であるが、不信感を持ったまま使うのはどうか、見直した方がよいのでは」と言っているようだ。母の気持ちをよく知るH氏には、カードの言わんとすることがよくわかった。
(6)
⑥「女帝」Rの対策カードは「審判」である。H氏には、空色の人物が、これまで安易に考えて行なっていた生活習慣を改めて、抜け出ようとしているように見えた。空色の人物が自分で、両側にいるのが父母だ。高齢になった父母は、息子であるH氏の提案にずいぶん耳を傾けてくれるようになった。家族が協力して、できるだけ健康的な生活を送るようにすることが大切なのだろう。そうすれば、天上の天使も、これを祝福してくれるに違いない。
アドバイスカードは「仕事師」で、この人物はH氏本人である。仕事師は柔軟な対応力があり、創意工夫にも長けている。健康的に暮らすにはどこを改善すればよいか、もっと足元の生活を見直していくのがよいと感じた。エッセンシャルオイルも、長年使っているが、とても使いこなしているとは言えないレベルなので、これを機に見直したいと思った。
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