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イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代エジプトの叡智を学ぶ魂の学校です。

ケーススタディ91

最新のケーススタディ 2009年4月25日号 掲載

Q.Kさんと夫は、気質も性格も正反対である。Kさんは神経細やかで慎重、丁寧にきちんとやろうとする。夫は大まかで楽天的、素早くダイナミックにやろうとする。上手くかみ合うときはすばらしいパートナーだが、お互いの違いから些細なことでぶつかることも多い。夫からすれば、大抵、Kさんのほうからぶつかってきて、何故ぶつかってくるのか、その理由がわからないことが多いという。一方、Kさんは細やかさを解しようとしない夫に気持ちがついていかなくなる。自営業なので、夫の仕事に関わらないわけにはいかないが、今後を考えるとKさんは気が重くなる。どうしたらよいだろうか。(K・Tさん、40代 千葉)

A.(1)現状

現状
ずばり、意思疎通ができていないことが問題である。「審判」の男性は天使を見つめ、女性は男性を見つめる。まるで、主導権を握る夫と、その意向に合わせようとするKさんのようである。正立なら素晴らしいカップルなのだが、カードは逆向き。Kさんは、相手と考えが違うと、意見を引っ込めてしまうことが多い。特に、夫が強力に何かを提案すると、大抵、Kさんは聞き役で、同意し、その提案に従う。こうした姿勢も、過剰になると問題になってしまう。

(2) 経緯
 経緯  現状
 
二つの建物と二匹の犬が目を引く。同じことに取り組むときも、何もかも違う二人だから、それぞれが思い描くものも違ってくる。時にぶつかりながら、時に葛藤を抱えて向き合ってきた苦労が窺われる。仕事を二分して、お互いの境界をはっきりさせた方がいいのだろうかと悩んだ時期もあるという。二つの建物はKさんのこうした心情もあらわしている。


(3)
展望

経緯 現状 展望
(2) (1) (3)
「世界」カードのリースの中で楽しげに踊るのはKさんである。バトンを持っているので、女性ならではの主導権も発揮しているようだ。周りとも調和して一体となっている。Kさんが理想とする姿である。このカードのようになれば言うことなしである。展望に出ているのだからできるはずだ。このカードは、Kさんの沈んだ気持ちを本当に癒してくれる。

(4)
経緯 現状 展望
  (4)
「審判」Rの対策カードは、「神の家」である。大きな建物が揺るぎなく建つ。これまでKさんは、ぶつかると逃げ腰だった。ささやかでも好きな世界を築けばいいと考えることが多かった。でも、タロットは協力して一つのものを作り上げることを薦めている。「神に家」には二人があらわれている。家の中から半身を出している人物がKさん、家の前で逆立ちをしている行動派の人物が夫である。Kさんも半身を出している人物のように、必要に応じて意見を積極的に出すようにしたらよい。

「神の家」の二人の人物は正反対の方向を向いている。違うからこそ、「神の家」のような人生を築けるのだ。Kさんは、夫とまったく違う資質を持つことに、もっと自信を持ちましょう。率直に本心を出すようにすれば、お互いが理解しやすくなるに違いない。自信を持って、お互いの人生の当事者として向き合うと、やがて素晴らしい展望が開けてくることをカードは示唆している。

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