Q.Nさんは来月に自分が企画したセミナーの開催を控えている。開催まで一ヶ月を切り、最近は、その準備のために頭も気持ちも一杯一杯で余裕がない。準備の時間が欲しいばかりなのに、そんな時に限って、予期しなかった用事が幾つも入り、ますます気持ちに余裕がなくなっている。気前よく用事を引き受ければ相手方も喜んでくれるが、時間がどんどんなくなるので、心の中では、肝心の自分のセミナーの準備は大丈夫だろうか?と不安がかすめる。そこで、地方で行われる提携先のイベント参加をキャンセルしようかと思案する。参加時間は3時間ほどだが、遠いので一日がかりとなってしまうためだ。大勢が参加するので、Nさんが欠席しても影響はない。でも、担当者は残念がるに違いないと考えると、キャンセルすることもためらわれる。迷う心を決めるためにタロットを引くことにした。(N・Oさん 50代 東京)
A.
(1)
現状 |
現状は「愚者」で、カバンを持って出かけようとしている。このカードが出た瞬間、Nさんは「やはり行った方がいいのだ。」と素直に思えた。予期しなかった用事が次々と入ってくることで、気持ちに余裕がなくなっていた。気持ちに焦りが出てくると、時間に対する余裕も失われてしまう。「愚者」のように、肩の力を抜き、絶対に何とかなるから大丈夫と楽天的に考えることだ。Nさんにとって、来月のセミナー開催は、今まで以上に大きな責任を担うことを意味するので、プレッシャーも大きい。そんな時こそ、「愚者」の心でいることが大切だと、カードが教えてくれる。
(2)
経緯 | 現状 |
経緯は「戦車」。仕事に奔走し、予期しなかった用事が入っても精力的にこなしてきた状況がよくあらわれている。自分でもよくやってきたと思えるほど、目まぐるしかった。「戦車」のように取り組んできたからこそ、やってきたことには達成感と充実感がある。納得の経緯だ。
(3)
経緯 | 現状 | 展望 |
(4) | 経緯 | 現状 | 展望 |