本文へスキップ
イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代エジプトの叡智を学ぶ魂の学校です。
イシス学院
ケーススタディ
168
最新のケーススタディ
2012年7月25日号 掲載
Q.
パッケージ会社の製作部に勤めるFさんは、二人の部下を使いこなしながら所属部署を切り盛りしている。向上心の強いFさんは、日頃から研究熱心で、今は他業種で働いている元同僚二人(一人は建築関連の男性、もう一人はOL女性)と、時々会って親交を温めているが、仕事に関する情報交換をすることが多い。Fさんが最も関心を持っているテーマなので、Fさんにとって、二人と会うことは楽しくてならない。それに耳学問にもなり有意義である。他の二人はどうだろう。同じように楽しんでいるだろうか? と、ふとしたことから気になり始めた。いつも自分が一番よくおしゃべりしているので、現実が見えていないのかも・・・。そんな迷いをふっ切りたくて、タロットを展開することにした。(A・Fさん 30代 神奈川)
A.
(1)
現状
現状は「斎宮」が出た。このカードを開けたとき、もっぱらの仕事人であるFさんは、いつも何かしら勉強している自分のことだと思った。でも、元同僚のことを考えてみると、「斎宮」は自分ではなく、今はOLをしている女性のことだと思い至った。一緒にいても控え目で聞き役が多く、仕事よりは私生活・自分の世界を大切にするタイプだからである。正立で出ているので、三人で会うことの意義は彼女なりに受け止めていることがわかる。
(2)
経緯
現状
経緯は「恋人」Rで、三人が話し合っている場面をあらわすが、逆向きなので、やはり問題だったようだ。カードを見ると、真ん中の男性は葉のリースをかぶる女性の方を向いて一生懸命話し、花のリースをかぶる女性は、男性に寄り添うようにしながら二人の会話を眺めている様子である。三人の関係がよくあらわれている。Fさんは建築関連の仕事をしている男性から話を聞くことに熱心で、Fさんと男性は仕事の話ばかり、男性のそばで会話を聞いているOL女性からすれば、「Fさんとばかり仕事の話で盛り上がらないで、こっちを向いて仕事以外の話もしてよ。」ということかもしれない。Fさんは、カードを見てハッとした。OL女性は彼に好意を抱いているのかもしれない。二人がFさんの会社に勤めていた頃は、ごく普通の同僚同士だったので、思いもよらなかったが、そう考えると、はっきり見えてくるものがあるとFさんは言う。つい自分に興味のあることばかり話題にしていたが、彼女への気配りに欠けていたことに気づいた。
(3)
経緯
現状
展望
展望は「正義」R。Fさんは「正義」の正面を見据える厳しい視線にドキッとする。実は、三人で会う時、気になっていたのがOL女性からFさんに向けられる視線だった。「正義」RはOL女性の気持ちをあらわしているのだろう。控え目な彼女だから口にすることはないが、一緒に飲んで話していても楽しくないのだろう。今後、Fさんがこれまでと同じように振る舞えば、状況はどんどん厳しくなりそうだ。Fさんが盛り上がれば盛り上がるほど、OL女性の視線は険しくなっていきかねない。
(4)
経緯
現状
展望
(4)
「恋人」Rの対策カードは「皇帝」となった。三人の飲み会を積極的に設けているのは、Fさんなので、「皇帝」はFさんと見ることができる。これまでは、「恋人」Rの三人のように横並びの関係で、勝手気ままに話したいことを話していたかもしれないが、Fさんは三人の中心的存在なのだから、わざわざ集まってくれる二人に対し、「皇帝」のような気配りをするとよい。かつては同僚であったかもしれないが、一段上に立つ者の自覚をして、来てくれる二人に心配りをするくらいの器量を持っていい。
(5)
経緯
現状
展望
(5)
(4)
「皇帝」の注目カードは「審判」で、ここにも三人の人物があらわれている。「恋人」Rに比べて、ずっと広がりがあり、天使の奏でる音楽を楽しむ余裕も感じさせる。仕事の話ばかりでなく、三人ともリフレッシュできるような集まりにするとよい。時には、地上の仕事の話はしないで、天に意識を向け、心が喜ぶ会話にするのも一案である。心が喜び活力を回復できると、地上の仕事もどんどん推進できるようになるからである。
(6)
経緯
現状
展望
(5)
(4)
(6)
「正義」Rの対策カードは、「戦車」が出た。この人物は、はつらつとしていつも元気に飲み会に来てくれる元同僚の男性である。今までは、Fさんが話の中心になっていたが、OL女性のことを考えて、これからは男性を中心に話が進むように配慮してあげるとよいかもしれない。こうした配慮をするのも、「皇帝」の役割だ。
(7)
経緯
現状
展望
(5)
(4)
(7)
(6)
「戦車」の注目カードは「力」が出た。何事にも果敢に挑戦し大きな力を発揮するFさんには、「力」はまさに自分のことである。「力」の女性は、強力なパワーを持つライオンをしっかり手なずけている。Fさんはもっともっと聞きたいという自分の中の好奇心を加減して、男性と話すようにするとよいだろう。OL女性の気持ちを思いやりながら、集まりを盛り上げていくと、どの人にとっても楽しく実りあるものとなるに違いない。
Fさんはカードのおかげで、普段の自分では絶対に見えない部分に気づく機会を得ることができた。
前のケーススタディへ
バックナンバー
第167回 地方で行われる提携先のイベント参加をキャンセルした方がいいだろうか(2012年7月10日号掲載)
第166回 入院している高齢の母を見舞った際にクレジットカードがなくなっていた(2012年6月25日号掲載)
第165回 母親の再婚相手との関係において突破口を見つけたい(2012年6月10日号掲載)
第164回 仕事において後輩たちとの付き合い方はこのままでいいのだろうか(2012年5月25日号掲載)
第163回 お金に対するブロックを解消するきっかけをつかむには(2012年5月10日号掲載)
第162回 15年前にやめてしまった太極拳。再びチャレンジしたいがどうか(2012年4月25日号掲載)
第161回 結婚について考えるとしたら、何から取りかかればよいだろうか(2012年4月10日号掲載)
第160回 家事と両立しながら仕事の繁忙期を乗り越えたい(2012年3月25日号掲載)
第159回 多感な時期を迎えようとしている娘に接する上での親としての心構え(2012年3月10日号掲載)
第158回 1ヵ月後に退職する職務を全うするための心構え(2012年2月25日号掲載)
第157回 興味ある作家の作品を直接見に行きたい(2012年2月10日号掲載)
第156回 経営している店舗において人間関係がよくないがどうしたらいいか(2012年1月25日号掲載)
第155回 新商品の広告宣伝についてのアドバイス(2012年1月10日号掲載)
第154回 7年半使ってきたパソコンを買い換えたい(2011年12月25日号掲載)
第153回 だんだん元気がなくなってきたサボテンをうまく育てられるだろうか(2011年12月10日号掲載)
第152回 副業をもっと発展させるにはどうすればいいのか(2011年11月25日号掲載)
第151回 ジムでのトレーニング用に高機能のウェアを購入した方がいいか(2011年11月10日号掲載)
第150回 天職である現在の仕事について、自分に何が足りないのか(2011年10月25日号掲載)
第149回 仕事について拡大路線で行ったほうがいいのか(2011年10月10日号掲載)
第148回 負担が倍増する仕事を引き受けてよいか(2011年9月25日号掲載)
第147回 新しい世界に挑戦しようとする娘に親としてどう接するのがよいか(2011年9月10日号掲載)
第146回 苦痛である仕事の懇親会参加について(2011年8月25日号掲載)
第145回 会社人生に一区切りつけた自分の今後のあり方について(2011年8月10日号掲載)
第144回 突然、『俳優になりたい』と言い出した息子へどう接したらいいか(2011年7月25日号掲載)
第143回 肩凝り解消法について(2011年7月10日号掲載)
第142回 自炊することで生活はどう変わるだろうか(2011年6月25日号掲載)
第141回 妊娠中の、癒しに関わる講座受講について(2011年6月10日号掲載)
第140回 人脈づくりの方法としてフェイスブックへ登録することについて(2011年5月25日号掲載)
第139回 自分らしさを発揮してのびのびと仕事をしたいがどうしたらいいか(2011年5月10日号掲載)
第138回 おつきあいしている彼との結婚について(2011年4月25日号掲載)
第137回 仕事を無事完了させるためのアドバイス(2011年4月10日号掲載)
第136回 熟年離婚を考えていた夫と向き合うためのアドバイス(2011年3月25日号掲載)
第135回 闘病後、新たにチャレンジする仕事について(2011年3月10日号掲載)
第134回 派遣先での異動の話を引き受けてもいいだろうか(2011年2月25日号掲載)
第133回 大学を辞めて声優の道を志したい(2011年2月10日号掲載)
第132回 自分の年齢をおつきあいしている年下の彼に話した方がいいだろうか(2011年1月25日号掲載)
第131回 年明け早々の急な海外出張を無事にやり遂げることができるか(2011年1月10日号掲載)
第130回 冒険好きで一箇所に定住する気持ちがない結婚相手について(2010年12月25日号掲載)
第129回 友人が所有している不動産物件について(2010年12月10日号掲載)
第128回 2つの仕事を両立するより1つに絞った方がいいか(2010年11月25日号掲載)
第127回 新たに始めるスポーツは何がいいか(2010年11月10日号掲載)
第126回 売上が落ちている店舗の現状を打開するためにはどうしたらいいか(2010年10月25日号掲載)
第125回 仕事が忙しい中、妻と旅に出てリセットしたい(2010年10月10日号掲載)
第124回 ボランティアでの仕事の手伝いを引き受けた方がいいか(2010年9月25日号掲載)
第123回 海外に住む忙しい恋人と今年中に会えるだろうか(2010年9月10日号掲載)
第122回 離れて暮らす高齢の父との旅行について(2010年8月25日号掲載)
第121回 デザイナーとして会社で自分のセンスを発揮した仕事をするためには(2010年8月10日号掲載)
第120回 治療院を一週間休みにして趣味のために合唱ツアーに参加したい(2010年7月25日号掲載)
第119回 定年退職した父の気晴らしに犬を飼うというアイディアについて(2010年7月10日号掲載)
第118回 スケジュールを調整して尊敬する師の講演会に参加した方がいいか(2010年6月25日号掲載)
第117回 決めかねている電子ピアノ購入について(2010年6月10日号掲載)
第116回 海外在住のつきあい始めて間もない男性に対する気持ちの整理(2010年5月25日号掲載)
第115回 挫折しかけているファイナンシャル・プランナー試験について(2010年5月10日号掲載)
第114回 運営しているヒーリング教室の運営方針について(2010年4月25日号掲載)
第113回 新たにヒーリングワークショップを開催するにあたってのアドバイス(2010年4月10日号掲載)
第112回 遠距離恋愛の彼に対して自分から連絡を取るべきか(2010年3月25日号掲載)
第111回 ゴルフ店の業種替えを考えているが、この方向でいいのだろうか(2010年3月10日号掲載)
第110回 ゴルフ教室のレッスンを受けた方がいいか(2010年2月25日号掲載)
第109回 活動を休止していたボランティアを再開するにあたってのアドバイス(2010年2月10日号掲載)
第108回 会社の業績を上げるにはどのようにしたらいいだろうか(2010年1月25日号掲載)
第107回 企画した同業者との交流会はうまくいくだろうか(2010年1月10日号掲載)
第106回 タロットを仕事として取り組んでいけるようにするには(2009年12月25日号掲載)
第105回 今年オープンしたお店がタウン誌に掲載される。うまくいくだろうか(2009年12月10日号掲載)
第104回 これからの事業スタンスについてのアドバイス(2009年11月25日号掲載)
第103回 お酒が好きな夫について、健康面、経済面でどうすればよいか(2009年11月10日号掲載)
第102回 結婚しても今のように勉強や好きなことをやっていけるだろうか(2009年10月25日号掲載)
第101回 好意を寄せている女性とお付き合いすることができるだろうか(2009年10月10日号掲載)
第100回 旅行のスケジュールについてどうしたらいいか(2009年9月25日号掲載)
第99回 思ったようにいかない退職後の仕事。この先どうしたらいいのだろう か(2009年9月10日号掲載)
第98回 母を亡くして間もない友人と会うにあたってのアドバイス(2009年8月25日号掲載)
第97回 職場の海外研修は自分にとってどんな意味をもたらすか(2009年8月10日号掲載
第96回 学んできたいくつもの占い手法の使い方について(2009年7月25日号掲載
)
第95回 海外へ転職することについてのアドバイス(2009年7月10日号掲載)
第94回 ドイツ語を学んで、音楽療法の原書を読めるようになれるだろうか(2009年6月25日号掲載)
第93回 サロンを開くため、株で儲けて資金を工面したいが、どうだろうか(2009年6月10日号掲載)
第92回 ヒーリングやタロットのお店を開くことを考えているが、上手くか(2009年5月25日号掲載
)
第91回 気質も性格も正反対である夫との今後の関わり方について(2009年5月10日号掲載
第90回 不況で苦戦を強いられている状況で、今後の事業の指針について(2009年4月25日号掲載
第89回 頻繁に連絡が来る占いのお客さまの接し方について(2009年4月10日号掲載
第88回 アロマで恩人のリハビリを応援したいが上手くいくか(2009年3月25日号掲載
第87回 結婚を前提とした恋人と会うにはどうすればいいだろうか(2009年3月10日号掲載
第86回 開業にあたり、主人からの仕事の協力を得るためにはどうしたらいいか(2009年2月25日号掲載
第85回 ゴルフに対する今後の取り組みについて(2009年2月10日号掲載)
第84回 所有する不動産物件を借りたいという人と話をすすめてよいだろうか(2009年1月25日号掲載)
第83回 職場での販売コンテストで賞を獲得するためのアドバイス(2009年1月10日号掲載)
第82回 会社のプロジェクトを軌道に乗せるためのアドバイス(2008年12月25日号掲載)
このページの先頭へ
ナビゲーション
トップページ
TOP PAGE
新着情報・スケジュール
NEWS
イシス学院とは
CONCEPT
イシス学院で学ぶ
SERVICE
カバラー
KABBALAH
タロット
TAROT
アストロロジー
ASTROLOGY
アロマテラピー
AROMATHERAPIE
資料請求・お問い合わせ
CONTACT US
お申し込み
APPLICATION
バナースペース
サービス/製品一覧
採用情報
アクセス
イシス学院
〒104-0061
東京都中央区銀座2-14-9 GFビル 2F
info@isis-osiris.com
TEL 03-3524-8829
FAX 03-3524-8879